賑やかに見送ることが出来ました♪
ゆうべは久しぶりにぐっすり寝れて完全復活と言いたい所だけど、やっぱり年のせいですかね〜。まだ疲れが取れずぼんやりしちゃってる猫娘です。日曜日に猫婆が逝って、ひたすらドタバタドタバタ。お骨になった猫婆を胸に抱いた途端、張りつめていた気が緩んじゃったようです。みなさんから猫婆への沢山のお悔やみを頂いていたのにちゃんとお返事も書けずにごめんなさいね〜。さて猫ブログではありますが私の日記でもあるので、記録用に今日は猫婆のお葬式の様子を載せさせてもらうね。
葬儀は猫婆が終末期だと言われた時に施設へ報告しなければならなかったので何軒かの葬祭場を回って「千の風」という家族葬ホールでする事に決めていました。どのプランにするかどんな祭壇にするかは事前に選んでおいたので少し楽でした。祭壇はこんな猫婆が好きそうな華やかなものにしましたよ。遺影は6年前の写真だけど【白浜のパンダの前で撮った2013年の写真です】若く見える写真の方が本人は喜ぶと思うんで。
好きだった物を飾ったら良いと言われたけど、猫婆の趣味といえば麻雀とデート。麻雀牌を飾るのも躊躇われたので、猫達と散歩をしてた頃のお写真をたくさん飾ってもらいました。猫はお式に参列出来ないし、猫との散歩も日課だったもんね。お花と写真に囲まれた祭壇です。
死装束は白装束ではなく、お気にいりの白っぽい小紋の着物に帯も巻き紫の道行きコートを着せました。着道楽だった人なので棺には着替えに数枚の着物も入れてもらい、厚化粧だった猫婆用に化粧品も忍ばせ、お気にいりのかんざしも持たせました。そして猫を連れて行かれちゃ困るので、かわりに飾っていた猫達の写真を全部入れてもらいました。皆さんに書いて頂いたメッセージカードも入れ、たくさんのお花で飾られた猫婆。
私ひとりで見送るのだろうと覚悟していたのに、葬儀には絶縁状態だった猫婆の実弟も「生きてる姉貴には会いたくないけど、死んだら行ってやる」という言葉通りに名古屋からやって来てくれて。猫婆のお友達はどなたもお越しにならなかったけど、代わりに私のお友達がたくさん来てくれて、tazaさんやルドママさん大阪猫友仲間の皆さんがお参りしてくださって、大勢の方に囲まれて見送る事が出来ました。
賑やかな場が大好きだった猫婆に相応しい笑いの絶えない葬儀。猫婆の弟がいっぱい昔話を暴露してくれ、昔から宇宙人だったと笑いを誘ってました。お通夜の夜はひとりでお線香番だと思っていたら、元ニャン母さんとキャサリンさんが一緒に泊まってくださったので、まるで修学旅行気分。ほんまに皆さんの愛に支えられた葬儀になりました。
「家族葬」だけど、ひとりっ子で独身で子供も居ないあたしには家族が猫しか居ない。猫婆は5人兄弟だけど全員に絶縁されてるし、そんなあたしを気遣って駆けつけてくれたお友達。猫婆が亡くなった日にもお見舞いに来てくれてた名古屋の親友は、葬儀にまた名古屋から来てくれて、あたしは嬉し涙が止らなかったよ。参列してくださった方々は、猫婆の友達じゃなくて全員があたしのお友達。猫婆の葬儀なのだけど、まるであたしの生前葬ができたような気分になれちゃった。ブログの皆さんからの愛も感じて、それがすっごく幸せな気分で心が温かくポカポカしてきて。幸せな葬儀って言葉はおかしいかもしれないけど、みなさんからの愛を感じる葬儀になりました。葬儀って亡くなった人を見送るものではあるけれど、残された者がこれからどんな人に囲まれどう生きていくかが見えるものでもあるんだね〜。ひとりっ子で独身のあたしだから余計に。優しいお友達に囲まれたあたしを見て、親類も安心して帰ってくれました。本当にみなさんありがとうございました。
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私って幸せ者だとあらためて感じた日。
皆さんの愛でほっこり心が温かくなったよ。
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動画をアップしてるので良かったら動く姿を見てね〜。