桜の小径はお兄ちゃんとの約束の道♪
みなさ〜ん僕ビビ太。昨日お兄ちゃんが紹介してた桜の小径。ボクだってこの世にいた時、一度だけみんなで桜の小径でお花見したことあるんだ〜。それが今日のこの写真の日。もっと何度でも行ってると思ったでしょ?でもボクは家の周りは平気だけど遠くに行くのは苦手だし、それに桜の時期って花冷えで寒いからボクはまだ外に出る気分じゃなかったんだも〜ん。今年みたいにボクも暖かかったら行けたかな〜。
ボクが少しは遠くに行けるようになったのは、ボクの愛車「ビビカー」が出来てから【ビビカーのお披露目はこの時だよ】ブログを初めて間もない頃だったんだ。使わないショッピングカートに毛布敷いただけのビビカーだったけど、見晴らしが良くて気に入ってたんだ。
子猫だったチャームと一緒にビビカーに揺られて桜の小径へ。実はボクこの時「桜の小径」に来たのは二度目だったんだよ。ブログを始める前に一度だけ抱っこされて来たんだけど、もう怖くって猫娘を蹴倒してボク走って帰っちゃったんだ。それから猫娘は怖がってボクをココには連れてこなかったんだ。
ボクが何故ココで降りたかと言うと、ココから先はボクのテリトリー外、未知の世界なんだもん。猫にはテリトリーってのがあるんだ。いわゆる猫の縄張りのことだけど、♂と♀で違うんだよ。去勢とか避妊とかしてるかで違うけど去勢済みの♂は♀より長くて250m〜500mって言われてるんだよ。ちょうどココが家から500mくらい、ボクのボーダーラインって言われていたんだ。
チャームだって今はスタスタ歩くけどやっぱりこの辺になると様子が変わるだろ【ココから家へはカートに乗らずに歩けるんだ】お兄ちゃんみたいに何キロも歩ける奴なんて猫じゃないよ。絶対普通じゃないんだから〜。
桜が咲いてお花見の時って人が多いのが苦手だった理由でもあるな。だからマロンが怖がる気持ちがよくわかるよ。お兄ちゃんにはそんな普通の猫の気持ちがわからない猫なんだ。
みんなに誘われても、ココって決めたらこれ以上は進めなかったボク。だってこれ以上遠くに行ったら、ボク自分で帰れないもん。野良猫だったボクの野生の血が「これ以上はダメ」って言ってたんだ。
でもボクだってお兄ちゃんと一緒にスタスタお散歩出来る日を夢見ていたんだよ「来年はもっと遠くまで行こうな」って約束してたんだもん。でもその翌年の桜の時期には、ボクは虹の橋に転勤になっちゃったから、約束はたせなかったんだ〜。
そういえばボクがお兄ちゃんとした約束で「ビビ太の木」ってのがあったよね【その約束の話はココで読んでね】お兄ちゃんは「ボクを連れて来る」って約束を毎年守ってくれてるよね。そっか、だから桜の小径もボクとの約束守って毎年ずーっとずーっと遠くまで歩いて行くのかもしれないね〜。