♥ 2018.02.17 Saturday
3705.緊急手術
猫婆のお腹に膿が!
実は大変なことになってしまいました。昨日猫婆が緊急再手術を受けたのです。腸閉塞になりかけていた猫婆が十日前に受けた大腸がん切除と人工肛門を作る手術のあと、ずっと微熱が続き調子が悪かったのです。血液検査では白血球が高めでCRPという炎症を表す数字がとても高く、体の中で何か炎症が起こっているようだと言うことで抗生剤を投与し9日にCT検査をしていました。その後抗生剤が効いて少しずつ数値は下がって感染症は治まって来てると思っていたのですが、やはり平熱には戻らず炎症の下がり方が悪いようなので、再度14日にCTを撮り直しました。その結果お腹の中に3カ所、胃の下と背中側と骨盤付近に溜まっていたものが大きくなっているのが分かり、それが手術時にお腹を洗った水なのか?腹水なのか?血液なのか?それとも膿がたまってるのか分からないので15日に詳しい検査をしました。
なにしろ高齢者ゆえ、やみくもにメスは入れたくないと、まずはお腹に溜まったものを正体をつき止めるために、CTを撮りながら針を刺してカテーテルで溜まってる液を採取して調べる「膿瘍ドレナージ」を行った結果、溜まっているものが「膿」だと分かりました。そうなると命取りにならないためにも再手術をしてお腹の中の膿を綺麗に洗い流さなければなりません。
膿の成分を調べて胆汁が混じっていたので腸液が漏れてるのが膿の原因だと分かったのですが、どこから漏れたのかは分かりません。お腹の中は無菌なので膿が出ると言う事は腸に小さな穴が開いて腸液が漏れているのだろうと。でも何故腸液が漏れたのか?大腸なのか小腸なのかどこから漏れているのかは、手術でお腹をあけてみないと分からないとの事。その場所次第では穴が開いてる腸は切り取り人工肛門を作り直すかもしれないとの事で昨日の2時過ぎから緊急手術が始まったのです。
その手術が先程終わったのですが、小さな穴が小腸にあいていたそうです。でも大腸ではなく小腸で不幸中の幸いだったと。大腸には便の関係で体に悪さをする腸内細菌が多いからそれが漏れては大変だったけど、小腸なので薄い腸液が漏れただけでまだ被害は少なかったとの事。ただ何故小さい穴が小腸にあいていたのか、その原因はまだ不明です。10日前に行った手術の録画を見て再度検証し後日結果を報告してくれるそうです。ただ器具が刺さったような穴ではないので、大昔に子宮全摘した時の子宮を取った部分に小腸が癒着していて、腸を避ける為に引っぱった際に裂いてしまってた可能性はあるかもしれないと。
昨日の再手術では穴のあいている小腸の一部を切り取り、お腹の中を40リットルもの生理食塩水で綺麗に洗い流し、癒着していた部分を全部剥がし洗ったので細菌はほとんどゼロになったはずだと。前回の手術以降絶食を続けていたので食べ物が漏れたりせず被害が広がるのを防げて良かったようです。人工肛門も綺麗だったので作り直さずにいけたとの事。お腹の中に膿が取り残されたらいけないので膿が溜まってた部分に管が3本刺さったままなのでICUで様子を見てもらい、あとは首からの高カロリー点滴で治癒力をアップさせていくそうです。
顔色も良くなってきて、しっかり話も出来るようになって、そろそろリハビリを始めるという話まで出ていた矢先の緊急手術でさすがに驚きました。でも高齢だけに合併症や感染症の可能性は高い、特に腸の中には便があって大量の細菌がウヨウヨしてる場所だけに腹腔内で細菌が増殖して感染症の可能性もある、その怖さは聞いてはいたのですが、まさか猫婆がそうなるとは思っていませんでした。というか何故穴があいたのかは今後はっきりさせていくつもりです。たった10日で再手術とは可哀想だけど元気になるための手術だから、今回は開腹手術だっただけに術後も大変だろうけど猫婆には頑張ってもらうしかありません。
会社が休みでも4時30分には起きざるを得ないキラ子にはスージーさんの6時頃夢の中という生活羨ましいな〜〜
ぶっちゃんママさんのお義姉さま、通院のタクシーで3万円も!?それに医療費も+したら本当に体だけでなく心もお財布も痛すぎますね(涙)
今の猫娘さんにとって元にゃんこの母さん心強いありがたい存在ですね。
猫娘さんが倒れたら大変ですから本当に食べられる時に無理しても食べないと・・・おひとりでは食べたくないし食べても味気ないの経験上分かるから少しでも気が紛れるのはありがたいです。