♥ 2018.02.07 Wednesday
3695.手術終了
まだちゃんと覚醒してなくて〜!
みなさ〜ん猫婆に温かい応援のお言葉ありがとうございました。昨朝9時前に猫婆は手術室に入っていきました。前夜に睡眠薬を使ったらしく朝になっても爆睡だった猫婆。術着に着替えてもぎゅーっと締める靴下をはいても、まだ眠いとギリギリまで寝ていた猫婆は、寝ぼけ眼のまま手術室の扉をくぐりました。認知症のせいなのか猫娘も一緒に手術室に入り説明を聞いて本人確認をします。猫婆は大人しくベッドに向かいました。
手術時間と麻酔から覚める時間を合わせて3〜4時間で出てくると聞いて、元ニャン母さんにお付き合い頂いて家族待合室という手術室の横の部屋で待っていたのですが、途中で手術は無事に進んでますと連絡があったっきり待てど暮らせど出てこない。予定より1時間以上遅れてるじゃないですか〜。そうなると心配なもので痺れを切らして「どうなってますか?」と聞きにいったら先生が出て来て取った患部を見せてくれた。
大腸なんて初めて見たけどビックリするほど太いもんなんだね〜。直径で6〜7センチあるだろうか。出て来る物体よりはるかに腸は太かった。先生が「中見ますか?すごく臭いけど」って大腸にハサミを入れて切り開いた途端、とんでもない悪臭が。この記事を書いてる今でもまだ鼻に匂いが残ってる気がするほど強烈だったよぉ。
大腸の中は小さなぶつぶつした癌がびっしり、腸を塞ぎかけていた。どうやら腸閉塞になる一歩手前だったようだ。お腹が張ったりしなかったのだろうか?認知症になってから自分の体の異状とか伝える事が出来なくなってたからな〜。
先生から説明を受けた後「もうすぐ麻酔から覚めて出て来ます」と言うので待っていたが、これまたなかなか出てこない。やっとこさ看護士さんから声がかかり急いで手術室の前に行くと、すでに猫婆はもうICUに移った後だった。
インフルエンザも流行って病院は面会禁止になってるのだから、無事に麻酔から覚めたのなら無理してICUに入ったりせずとも良いと思ったのだけど、そこは家族に会わせないとダメらしい。またまたICUの前で待っているとお声がかかった。
綺麗に消毒してICUに入ると「猫婆さ〜ん」と何度も呼びかけている看護士さんが。どうやら麻酔から覚めているはずなのに猫婆が返事をしないので様子見していたらしい。大きく目を開いているのだが顔の前に行っても反応がない。あたしが呼びかけても全く無反応。
まるで別の世界に行ってしまったかのように無反応な猫婆。麻酔が切れてから何時間も経つのに〜。耳が聞こえてないのか?目が見えていないのか?声が出ないのか?肩を軽く叩いて呼んでも反応しない。でも体に付けた機器類が示す数字では体は正常らしい。
「しばらく様子をみましょう。明日の朝来て下さい」と言われICUを後にしたけど、明日の朝には元に戻っているのだろうか?麻酔が効き過ぎちゃったのかな?まさか麻酔の後遺症で認知症が進んで娘の顔も忘れちゃった?時間薬だと信じたいけど、明日顔を見るまで落ち着かない猫娘なのでありました。